マリーアントワネットの持ち物
先日、サントリー美術館に「japan蒔絵 宮殿を飾る東洋の燦めき」という展覧会に出かけてきました。
金銀を用いて漆黒の地をきらびやかに飾る蒔絵(まきえ)は、桃山時代にはじめて来日したヨーロッパの人々を魅了して、特注品が作られるほどになりましたが、海外での蒔絵の人気はその後も途絶えることなく、遠く東洋からもたらされた贅沢な品として珍重され、フランス王妃マリー・アントワネットら王侯貴族は競って蒔絵を求め、宮殿を飾ったそうです。
この展覧会ではフランスのヴェルサイユ宮殿美術館などが所蔵するアントワネットのコレクションなどがたくさん展示されていましたが、さすがに蒔絵だけあって金のもつ燦めきが楽しめました。猫足の家具に蒔絵は日本人の私にはちょっとやりすぎ?って感じがしましたけど。
伝説にもなっているブルーダイヤモンド「ホープダイヤモンド」も実は一時期マリー・アントワネットの持ち物だったそうです。素晴らしいものをこれでもかというほど持っているのはうらやましい限りですが、何だかちょっと心配かも・・・
彼女ほど贅沢なものをたくさん持つのはちょっと無理があるにしても美しいものを見て、感性を磨いて、自分自身も美しく装う努力をすることって絶対に必要ですよね。
今年も素敵な自分を演出できるように、上手にそして気軽にジュエリーを活用してみてくださいね。