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高品質でお手頃価格のジュエリーを買うならココ!シンプルな1カラットピアス、ペンダント、リング、セットジュエリーから、ゴージャスな一点ものまで、宝飾業界20年以上のキャリアで米国宝石学会宝石鑑定士(GIA・GG)の店長がセレクト。大人の女性が気軽に楽しめるコストパーフォーマンスの良いジュエリーをお届けします。

Vol. 32 ヴィクトリア女王(1819-1901)


ジュエリーを愛した、この時代のファッションリーダー

12歳のヴィクトリアが将来女王になると言われたときに、彼女は即座に「私は立派になる!」と答えたそうです。その言葉の通り、ヴィクトリア女王はイギリス王室の人気を取り戻し、その時代で最も強力なファッションリーダーとなりました。

ヴィクトリアは母親に育てられ、1838年に女王として戴冠されました。1840年にいとこにあたるアルバート王子と結婚。 幸せな結婚生活を送ります。女王として活躍する一方、ヴィクトリアとアルバートは家庭を繁栄させ、9人の子供をもうけています。

彼女はジュエリーに対して並々ならぬ情熱を傾け、たくさんのジュエリーを身に着け、頻繁に贈り物にもしたそうです。彼女のジュエリー・ファッションの与える影響があまりにも強かったので、彼女の選んだスタイルが何週間も国中を夢中にさせたそうです

ヴィクトリアのお気に入りの子供たちのミニチュア肖像画を付けたブレスレットは、1840年代には肖像画のブローチの流行となりました。1861年、最愛の夫、アルバートの死後、ヴィクトリアはモーニングジュエリー(mourning jewelry、喪に服す装身具)だけを身に着けました。彼女の統治時代を通して国民全員がモーニングジュエリーを着けることが流行となりました。

夫の死後、ヴィクトリアは思い出の品や写真などに囲まれた部屋で過ごすようになりました。ヴィクトリアは病に倒れてから苦しまずに短期間で逝きました。彼女の死に際し、作家のヘンリー・ジェイムズは「国民は母親が居なくなったような淋しさを感じている」と書いたそうです。

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